人気のウェットタイプのドッグフード「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を7つの項目で比較してみました。
今回は、ドッグフードを購入する際に基本となる「1.製造方法」「2.原材料」「3.成分」「4.食いつき」「5.形状」「6.対応犬種、対応年齢」「7.コスパ」で徹底比較しています。ふたつのドッグフードの良いところ悪いところを包み隠さずお伝えしていきます。
これからどちらを買おうか迷っている方の参考になれば幸いです。
- 「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を7つの項目で比較しました!
- 1.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を製造方法で比較!
- 2.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を原材料で比較!
- 3.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を成分で比較!
- 4.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を食いつきの良さで比較!
- 5.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を形状で比較!
- 6.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を対応犬種、対応年齢で比較!
- 7.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」をコスパで比較!
- 「カナガンチキンウェットタイプ」をおすすめの方はこんな人・犬!
- 「ブッチ」をおすすめの方はこんな人・犬!
- まとめ
「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を7つの項目で比較しました!
1.製造方法で比較 | 製造方法で特徴を比較してみました。 |
2.原材料で比較 | 原材料を主原料、穀類、その他の分類にわけて比較してみました。 |
3.成分で比較 | 成分内容で2つのドッグフードの特徴を比較してみました。 |
4.食いつきの良さで比較 | 食いつきの良さを評判などを参考に比較してみました。 |
5.形状で比較 | ドッグフードの形状を比較してみました。 |
6.対応犬種、年齢で比較 | 対応している犬種と年齢で比較してみました。 |
7.コスパで比較 | 100g当たりの料金や1日あたり消費額を計算しコスパを比較してみました。 |
上記の7つの項目で、「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を比較してみました。知りたい項目からチェックできるようにクリックして飛べるようになっています。
1.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を製造方法で比較!
カナガンチキンウェットタイプ | ブッチ | |
タイプ | ウェットフード | ウェットフード |
製造方法 | 缶を密封した状態で128℃の温度で1時間じっくり加熱処理 | 100℃未満の低温で15分以内に全体を加熱後、すぐにパッケージ包装 |
特徴 | 缶詰した状態で加熱することでビタミンや栄養素などがそのまま残りやすい。 | 生肉に近い柔らかい触感だが賞味期限は短い。栄養や風味、匂いもそのまま残りやすく犬の食いつきの良さにつながりやすい。 |
ウェットフードでも製造方法に違いがあります。
カナガンのチキンウェットタイプでは缶詰に詰めた後に128℃で1時間加熱。ブッチでは100℃未満で15分加熱してパッケージングという作り方です。
ちなみに一般的なドライフードは120~180℃で加熱して製造されます。
2.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を原材料で比較!
ブッチにはブラックレーベル、ホワイトレーベル、ブルーレーベルと3種類あり主原料が異なるフードが選べますが、今回はブッチのベストセラーのブラックレーベルとモグワンを比較していきます。
カナガンチキンウェットタイプ | ブッチ | |
主原料 | 骨抜きチキン生肉(65%) | ビーフ33%、ラム25%、チキン18.5% |
穀類(グレイン)※注1 | なし | コーン、米(破砕・ゆで) |
その他の原材料 | サツマイモ、プレバイオティクス(チコリー、バナナ)、ニンジン、エンドウ豆、ブロッコリー、ビタミンD3、ミネラル類(硫酸亜鉛一水和物、硫酸マンガン、無水ヨウ素酸カルシウム)、緑イ貝、サーモンオイル、リンゴ、ホウレンソウ、海藻、パセリ、ユッカ、ローズヒップ、イラクサ、マリーゴールド、アカニレ、アニス、セイヨウハッカ、ローズマリー | 魚肉(サバ、マグロ)、ニンジン、エンドウ豆、大豆、ココナッツ、凝固剤(カラギーナン、ローカストビーンガム、カシアガム、グアーガム)、ケルプ、天然香料、ビタミン・ミネラル類(ビタミンD,E、Ca、塩化コリン、タウリン、亜鉛、鉄、チアミン、銅、ナトリウム、マンガン、ヨウ素、葉酸) |
香料・着色料 | なし | なし |
保存料 | なし | なし |
ヒューマングレード | 〇 | 〇 |
グレインフリー対応 | 〇 | × |
小麦グルテンフリー対応 | 〇 | 〇 |
※注1
ここでの穀類(グレイン)は米・小麦・あわ・ひえ・とうもろこしなどのイネ科作物の種子(禾穀類)を指しています。
主原料では鶏肉とサーモンを主原料にしているのモグワンに対してブッチのブラックレーベルではビーフ、ラム、チキンの3種類が主原料として配合されています。
ちなみにホワイトレーベルではチキンが主原料となり、ブルーレーベルではチキンと魚肉が主原料になっています。
原料での違いはカナガンチキンウェットタイプはグレインフリーに対応していますが、ブッチドッグフードはグルテンフリーになっているという点です。
雑穀類のアレルギーの心配があるワンちゃんにはブッチはおすすめできないドッグフードとなります。
品質に関してはカナガンウェットタイプではイギリスのヒューマングレードの平飼いのチキンを使用。ブッチは環境規制が世界一厳しいといわれているニュージーランド産のヒューマングレードのビーフやラムの赤身肉を主体に、チキンや野菜類を配合している。
どちらもで国産ではありませんがヒューマングレードの原料を使っていて安全性の高さが伺える主原料となっていますね。
3.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を成分で比較!
カナガンチキンウェットタイプ(乾燥重量比) | ブッチ(乾燥重量比) | |
タンパク質 | 10.5%(42.0%) | 10.5%以上(35.0%以上) |
脂質 | 6.1%(24.4%) | 8.0%以上(26.7%以上) |
粗繊維 | 0.5%(2.0%) | 1.0%以下(3.3%以下) |
灰分 | 2.3%(9.2%) | 3.1%以下(10.3%以下) |
水分 | 75% | 70%以下 |
エネルギー (100gあたり) | 約105.82kcal | 116kcal |
水分を除いたフードのに何%含まれているかを表しています。ドッグフードの栄養基準を決めているアメリカのAAFCO栄養基準は乾燥重量比に基づいている。
カナガンチキンウェットタイプとブッチは水分量が75%と70%ということで比較しづらいいので乾燥重量比を計算し比較してみました。
カナガンチキンウェットタイプもブッチもかなり高たんぱくのドッグフードということがわかります。脂質をみるとブッチの方が若干ですが数値が高くなっていますね。カナガンの方が高たんぱくで低脂質なドッグフードといえるでしょう。
4.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を食いつきの良さで比較!
カナガンチキンウェットタイプ | ブッチ | |
ニオイ | お肉の匂いが強い | ソーセージのような強い匂い |
食いつきの良い口コミ | ・今回試してみてるんやけど 2人とも引くぐらい食べるし めちゃくちゃいい匂いするんよな。(twitter) ・カナガンのウェットフード大好きです(instagram) |
・CMのような凄い食いつきっぷり(twitter) ・思ってた通り食いつき良かったです(instagram) |
amazonでの評判 | 17件のレビュー |
12件のレビュー |
匂いに関しての評判を調べたところカナガンチキンウェットタイプもブッチも匂いは強いがおいしそうな匂いというものがあり好印象な人が多いようです。
食いつきのネットでの評判はブッチの良い口コミが多い印象を受けました。カナガンチキンウェットタイプの口コミはあまり多くはない印象です。
5.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を形状で比較!
カナガンチキンウェットタイプ | ブッチ | |
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|
形状 | 缶詰にみっちり入っている。 | ソーセージのような形で梱包されていて使用サイズにカットする必要がある。 |
カナガンチキンウェットタイプは缶詰にみっちりと400g入ったウェットフードです。缶詰から出して少しほぐして愛犬に与えます。
一方、ブッチはウェットフードの中でも珍しいソーセージのようなパッキングがされた形状になっています。包丁やナイフで筒切りにした後に愛犬の食べやすいサイズにカットして与えます。
カナガンチキンウェットタイプは缶詰なので常温保管ができますが、ブッチは冷蔵保存となります。
6.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」を対応犬種、対応年齢で比較!
カナガンチキンウェットタイプ | ブッチ | |
対応犬種 | 全犬種対応 | 全犬種対応 |
対応年齢 | 全年齢対応 | 全年齢対応 |
どちらのドッグフードも全犬種、全年齢対応のドッグフードとなります。
7.「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」をコスパで比較!
※税込み価格 | カナガンチキンウェットタイプ | ブッチ |
内容量 | 400g×3缶セット | 800g、2kg |
料金 | 3,520円 | 1,650円、3,300円 |
定期コース料金 | 1セット:3,168円(10%OFF) 3セット以上:2,992円(15%OFF) 7セット以上:2,816円(20%OFF) |
1,485円、2,970円(10%OFF) |
配送料 | 704円(10,000円以上で無料) | 本州:880円 北海道・四国・九州:1,100円 沖縄:1,870円 (6,600円以上で無料) |
100g当たりの料金 | 293円 | 178円 |
1日の費用(3歳5キロで計算) | 586円/200g | 561円/272g |
※計算した金額は定価での値段で計算しているので定期便を利用することでもっと安くすることは可能です。
コスパでは1日の金額でブッチの方がカナガンよりも若干ですがコスパが良いことがわかりました。口コミ調査の中でもブッチ、カナガンチキンウェットタイプの両方とも値段に対しては高いといった投稿も多く見受けられました。
トッピングという方法や他のドッグフードと併用して利用する方法やカナガンに関してはドライフードがありますのでカナガンドライフードをふやかして使うといった方法もいいかもしれませんね。
「カナガンチキンウェットタイプ」をおすすめの方はこんな人・犬!
- グレインフリーのウェットフードを探している人
- 鶏肉のウェットフードを探している人
- ドライフードを食べなくなってきた犬
「ブッチ」をおすすめの方はこんな人・犬!
- 食いつきのよいドッグフードを探している人
- ドライフードを食べなくなってしまった犬
- 小麦アレルギーの犬
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は人気のドッグフード「カナガンチキンウェットタイプ」と「ブッチ」の違いを7つご紹介してきました。
カナガンチキンウェットタイプとブッチを比較して検討する方も多いのですが、実は「ブッチ」と「モグワン」で比較する方の方が多いんです。
詳しくは「モグワンとブッチを7つの項目で比較!」こちらにまとめましたので気になる方はぜひ読んでみてくださいね。
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